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| 初期療法 | |
| 症状のでていない花粉症の患者さんには、花粉の飛散開始日を基準として、 その2週間程度前から化学物質遊離抑制薬を投与する予防的治療から始めます。これは、 化学物質遊離抑制薬が、アレルギー症状を抑制する効果を発揮するためには2週間程度 毎日服用することが必要だからです。 また、軽微な症状がでてからの治療は、第2世代抗ヒスタミン薬での治療になります。 ただし、この薬での治療も花粉の飛散開始日から大量飛散日の間までで、この期間に 治療を開始すれば約1週間で予防的治療を開始した患者さんと同等の効果が得ることができます。 |
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| 導入療法 | |
| 現状では花粉症の患者さんの多くは、早期に受診するのではなく、 症状が重くなってから受診しています。 そのため、これらの患者さんには、現在ある症状を抑制する強力な治療、例えば 短期間のステロイド剤の内服が必要となります。 なお、症状が治まってきたらもう少し軽い薬での治療に切り替えます。 |
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| 維持療法 | |
| 花粉症の治療は、症状が消失しても花粉の飛散が終わるまで使用している薬剤での治療を 続けることが重要になります。これが維持療法です。 |
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| 減感作療法(免疫療法) | |
| 感作とは体の中に抗体ができるという意味で、減感作とは抗体が減ることをいいますが、 この治療をして症状がよくなっても、それに応じて抗体が減りません。 体の免疫状態に変化が起こるため、最近では免疫療法という言葉が多く使われます。 花粉症シーズンの薬による治療は、薬の服用を中止すると1〜2週間で 薬の効果は切れてしまいます。 しかし、免疫療法は中止後の効果が5〜10年、またはそれ以上続くのが特徴で、現在では 治癒を期待できる唯一の治療法です。 抗原エキスを微量ずつ、間隔をあけて注射して、これを約2〜3年続けると効果が現れてきます。 治療が長期間にわたること、効果がすぐに現れないことが欠点ですが、免疫療法終了5年後では、 治療を受けた約70%の方の症状が軽くなり薬がほとんどいらない状態になっています。 |
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| 手術 | |
| 鼻づまりの症状が薬では良くならない時は、手術をすることがあります。繰り返す 発作のため鼻の粘膜がケロイドのようになってしまった人(肥厚性鼻炎)や、先天的に 鼻の骨が曲がっていて鼻づまりを起こしている人(鼻中隔弯曲症)などが対象となります。 |
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| 漢方療法(体質改善) | |
| 漢方薬は、花粉症に対しては局所症状だけでなく、 全身の体質改善も期待できるということで使われることがあります。 具体的には、小青竜湯(ショウセイリュウトウ)、葛根湯加辛夷川(カッコントウカセンキュウシンイ) などたくさんあります。 しかし、他の病気の場合と同様に花粉症の場合も、 患者さん本人の体質に合った漢方薬を処方してもらう必要があります。 |
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| 代替医療 | |
| 最近は、上記の方法と並行して代替医療を行う人も増えています。 代替医療とは、自然の物質を用いた副作用の少ない治療法です。 その作用は、個人差はありますが、人間本来が持つ自然治癒力、免疫力を高めるとともに、 体内の状態を正常なものへと導いてくれます。 |
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